愛を伝えるのに0.02㎜はあまりに薄すぎる
この国には四季折々の素晴らしい景色がある。
春は桜を愛でながら酒を飲み、会社やサークルに入ったばかりの新人をいじめ、夏は青い空と海の下で水着美女の尻を追いかけ、秋は食欲だ音楽だ芸術だと各々の好きなものを堪能し、冬はウインタースポーツだと言い放ちスノーボードの上で腰を振りゲレンデ美女の尻を追いかける。
姿形は変われど四季を楽しむというのは、人が文明を作り上げてから変わらない営みの一つと言える。
私も推しを追いかける一方で四季折々の風景を写真に撮るために、暇さえあれば積極的に出かけている。京都・大阪・神戸、関西には多くの名所がある。
中でも私の一押しは姫路城である。
別名白鷺城とも呼ばれる日本の国宝。
春は桜、夏は青空、秋は紅葉、冬は雪化粧、四季折々にその姿を変えながらも美しさは変わる事なく訪れる人を魅了する。
今の季節はやはり紅葉だ。紅葉と姫路城もとても綺麗だが、姫路城のすぐ脇にある好古園(こうこえん)。ここの紅葉がまた格別だ。
好古園は1992年に開園した日本庭園だ。
各庭園入口には長屋門・屋敷門、園内には渡り廊下など江戸時代の建築が再現されていることなどから、時代劇や大河ドラマの撮影地にもなっている(wikiより)
最近の作品では実写「るろうに剣心」の撮影場所にもなっている。
参照HP
https://www.cinematoday.jp/page/A0007885
実はこの風景(下の写真)を何も知らずに撮っていたら、通りかかった警備員のおじちゃんが教えてくれた。
明らかなオタク然の私を見て、るろうに剣心を見て聖地巡礼をしに来たのだろうと思い声をかけて教えてくれたのだろう。申し訳ない。るろうに剣心は未履修でござる。
楽しそうに話すおじちゃんを見て「ちゃんとるろうに剣心を見よう」と心に決めた。
なお家にはテレビがない模様。
私が訪れた時はまだ早かったのか見頃の紅葉は少なかったが、11月の中旬から12月の上旬くらいが最高に綺麗なので是非に行ってみて欲しい。
紅葉の赤色というのは、人には表現出来ない神秘的な色だと思う。見るだけで思わず声が出る赤など人には作れない。真紅になった紅葉を見るたびにそう思う。
好古園は大人310円、姫路城とセットなら1050円と見どころの多さに対して良心的な値段設定になっている。
私もまた行けるなら再チャレンジしたい。
夜はライトアップも11月18日(金)〜12月4日(日)の期間しているので、夜行ってみるのもいいだろう。
詳しくは公式HPで確認してもらいたい。
それと国宝姫路城も合わせて、ぜひ楽しんで欲しい。
私は姫路城に行くたびに石垣の反り具合を見ては興奮している(石垣の反り具合フェチ)
見てほしい。この反り具合。あまりにエロすぎる。
修学旅行で訪れた中高生男子の性癖が歪まないか私は本気で心配している。
姫路城はあまりに美しすぎるので行くたびにたくさん写真を撮ってしまう。
今回は私の性癖がこれ以上ねじれる前に何点か投稿してお開きとさせていただく。
P.S. 姫路の商店街を歩いていたら、こんなポスターを見かけた。
なるほど確かにコロナで大変な時も公務員の人たちは頑張っていた。感謝の想いを伝えよう。これ自体は素晴らしいと思う。思うのだが……
愛を伝えるのに0.02㎜はあまりに薄すぎる。