ソロガチ勢のハロウィン攻略
ハロウィンという言葉を聞いて何を思い浮かべるのかは人それぞれだ。
仮装、お菓子、カボチャ、渋谷
私は幼少期から特に何もなかったので、コレと言った思い出はない。
多分30代以上はハロウィン自体未だにどういうイベントなのか、しっくりこない人も多いのではないだろうか。
私もいつもなら特に触れる事なく過ごしていくのだが、今年はたまたま休みになってしまった。
昨日、仕事終わりに街を歩いていると、あちこちで見かけるカボチャ、カボチャ、カボチャ。クリスマスなどと比べると影の薄いハロウィンだが、近年はもうすっかり大きなイベントとして定着した感がある。
日本のハロウィンは食産業界が国民にカボチャを食べさせようと結託しているのではないか。
「なんかカボチャ食いたい」
私の胃の中からそんな欲求が内から湧き出てきた。食産業界の思う壺である。
そんな私も子どもの頃はカボチャはどちらかと言うと苦手だった。
煮物で出てくるカボチャがそんなに美味しく感じられなかったのだ。
大学生になり、ステラおばさんのクッキーでパンプキンクッキーを食べてから、スイーツとしてのカボチャの美味しさに目覚め、それからは苦手意識はなくなった。
甘味は強し。
子どもにカボチャを食わせたければ甘いおやつにして与えるといいのかもしれない。
午前中、神戸の街を歩きながらフランスパンを探していた。
カボチャのシチューを作り、それならフランスパンも付けたいと思ったからである。
神戸という街はパン屋が多く、質の高いパンをあちこちで買える。
三ノ宮のDONQ(ドンク)にはフランスパンが数種類あった。
長いもの、中くらいのもの、短いもの、丸いもの
私は丸いものの見かけがかわいくて思わず買ってしまった。
帰りの電車で調べてみたところ、シャンピニオンという名前らしい。
「キノコ」という意味で見かけがキノコそっくりな事から来ている。
あまりにかわいかったので「シャンシャン」と命名し、初めて飼ったハムスターを連れ帰る小学生のように優しくシャンシャンを家に持って帰った。
ウチに帰り、スーパーで買ったカボチャを切ったが、固い固い。
レンジで少し温めてもそれでも固い。
私の包丁がオモチャより少しマシというレベルなのもあるが、それを差し引いてもまぁ固い。
四苦八苦の末に切ることは出来たが、人差し指を皮一枚分くらい切ってしまった。
皮一枚分でも平和ボケした平成原人には致命傷だ。
洗い物をするたびに染みる痛みに私のハロウィンもいよいよここまでかと覚悟したが、押入れにあった絆創膏を貼ったら割と問題なかった。
無敵状態になった私はカボチャとソーセージを切り終えた。
材料さえ切れば後は電子レンジ様が温めてくれる。
今回作ったレシピは電子レンジで温めるだけで作れるという素晴らしいもので、そうでなければ私は作ろうとしなかっただろう。
ハロウィンとレシピの作者とカボチャとシャンシャンに谢谢
【レンジで1発!ごろごろかぼちゃシチュー】
— まるみキッチン【簡単レシピ】 (@marumi_kitchen) 2022年10月27日
①かぼちゃの種をとって皮をむき乱切り、ソーセージを好きな分量だけ半分でカット
②耐熱容器で①、シチュールー、牛乳を投入
③ふんわりラップして600w4分チン、一度取り出しかき混ぜたらもう一度600w4分チンして再度かき混ぜれば完成 pic.twitter.com/ge8IfuxOq5
今回お世話になったレシピ。
レンジだけで作れるというのは、とても便利でありがたい。
P,S,シチューを食べている途中で「米食いてえ〜」となってしまい、明日のお弁当用のご飯に塩かけて食べてしまった。私は多分フランスでは生きられない。米万歳、もしくはハッピーハロウィン。